M3でスナッピング

 渋谷ハチ公前のパフォーマンスや歩行者などをスナップした。ライカ以前はNIKONFM3Aに50mmや105mmをつけてよくやっていたものだ。ライカを使っての歩行者スナップは初めてだった。M3にSummicron 50mmをつけていたのだが、ファインダー真ん中でしかピントあわせができないことが、これほど難しいとは思わなかった。置きピンやパンフォーカスでしのげばよいのであろうが、歩いている被写体にちゃんとピントを合わせるのはかなり厳しかった。被写体のコントラストが低かったり、被写体と近かったりしたら、シャッターチャンスは逃してしまうことしきりだった。

 夕方、今度はアメ横の雑踏へ飛び込んだ。T-MAX3200を詰めf11まで絞って、パンフォーカス作戦に出た。こうすりゃ、超楽なんだけど、邪道の極致。

 「レンジファインダー道」はまだまだ始まったばかり。