Konica SII / Canon 7 + Jupiter-8 50mm/F2

 モノクロの現像をやり始めたのが2ヶ月前。当時、ネットで情報収集していたら、内田ユキオさんのHPに出会った。「ライカとモノクロの日々」を皮切りに、「ライカの写真術」、「M型ライカの買い方・使い方」と次々に読んでしまった。手元にライカもないのに。でも所謂「ライカウイルス」に感染してしまったようで、「ライカ欲しい病」が発病していた。でも、ライカは高くて手が出ない。

 レンジファインダーカメラなら手元にあった。父親が昔使っていたものの、何十年もずっとほうりっぱなしになっていたKonica SIIが引き出しの中にあった。レンズにはカビがはえ、露出計の感度は狂ってはいるものの、一応は写るレンジファインダーカメラだ。中古市場では、まるで相手にされてないので、売るにも忍びなく、手元に置いたままだった。ライカ気分で撮ってみようかと。 絞りまくれば結構シャープな写り。悪くない。でも、なんだかなぁ・・・
松涛 御茶ノ水
Konica SII (HEXANON 48mm/F2)
T-MAX3200@3200, T-MAX(1:4) 12'/21.4C

 あきらめていたら、Lマウントならば昔のレンジファインダーカメラの多くが採用していること、MマウントでもヘキサーRF(これも高い)やベッサ系がサポートしていることを知った。これらのカメラならば2万円も出せば手に入ることもわかった。
 有効基線長が長いほどピントをあわせやすかろうと中古カメラ屋を探してみたら、キャノン7が値段も手ごろで、しかも使いやすそうだった。「カメラのきむら」新宿店にて21000円で購入した。
レンズくらいはライカを、とも考えたけれど、高いし、ほんとに使うようになるか分からなかったんで、とりあえず安いソ連製レンズのジュピター8をつけてみることにした。「中古カメラ市場」にて6850円で購入した。早速、フジのSensiaII(100)で、試し撮りをしてみた。
新宿
Canon 7 + Jupiter-8 50mm/F2
Fuji SensiaII100@100