2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

αで撮るケンブリッジ(その3)

以前住んでいた家を訪ねました。およそ100年前のトレンドだったエドワーディアン(Edwardian)というスタイルの長屋(Terraced House)です。申し訳程度の前庭と芝生の裏庭がありました。赤だったドアは緑色に塗り替えられていました。この並びに住む人のほとん…

αで撮るケンブリッジ(その2)

ロンドンなどの巨大都市に比べれば当然のことだけれど、ケンブリッジと並びしょうされるオックスフォードに比べたって、ケンブリッジはド田舎です。その代わり凶悪な犯罪は皆無です。私が以前住んでいた頃、近所で起こった事件と言えば、二軒向こうの家が泥…

αで撮るケンブリッジ(その1)

ちょうど2年前の今日、ケンブリッジ(英国)を再訪した。思い出の場所を、時間の許される限りまわり、一枚でも多くと、撮りまくってきた。 Cambridge 2004/8/29 Minolta α-sweetII + Sigma 28-70mm/F2.8-4 Konica-Minolta Sinbi100@100

AERA「見たことのない実在の風景」

昨日、話題にさせていただいた本城直季氏の記事が今週号のAERAに載っていました。「見たことのない実在の風景」というタイトルで、永禮賢氏、松江泰治氏らとともに取り上げられています。本城氏のは、昨日私もマネたように作品としては比較的同じ効果が出せ…

実物大のミニチュア都市

4x5のカメラのアオリを使って撮った本城直季氏のミニチュア風写真が、ひところ話題になりました。ボケをうまく活かした心理的な効果がそれっぽく見せるらしいですね。フォトショップでも同じようなことが可能らしいとのことでした。 たまたまそんな機会に出…

山(後編)

「少女ライカ」(喜多嶋隆著, 光文社)を、読み終わりました。よく言われていることですが、ライカのレンズは温かい描写をするという一節がありました。でも、一番重要なのは、どういう人間が撮ったか、ということに尽きるということも述べられています。やっ…

海(後編)

「少女ライカ」(喜多嶋隆著, 光文社)を、ザウルス文庫で読んでいます。海の少女・来夏が父の形見のライカM3で写真を撮り始めたところまできました。このM3はDSで、レンズはどうやらDRズミクロンらしいですね。 私もM3で撮り始めた頃のことを思い出しました。…

山(前編)

山に行けば涼しいに違いないと思っていましたが、むしろ東京よりも暑いくらいでした。日差しは痛いほど。でも、湿度の低さは肌で感じられました。 オーソドックスに、花と虫の写真を撮ってみました。山 2006/8/6 Minolta α-SweetII + Tamuron 185D Fuji Supe…

海(前編)

朝、砂浜へ行ってみました。台風が来るからと、漁はなし。波打ち際には、アジサシと子供の姿。テトラポットの上には釣り人。撮った写真を並べてみたら、何やら意味ありげに見えてきます。 海 2006/8/9 Minolta α-SweetII + Tamuron 185D Fuji Super400@400

日比谷花壇

近所の花壇のヒマワリは花から種へと変わりつつあります。まだ緑色ですけれどクリやドングリの実が目立ちだしました。 暑くても、もう秋です。 日比谷 2006/5/9 Leica M3 + Zummicron-M 50mm/F2 Fuji PRESTO400@400

夏の後ろ髪:浅草は、残暑(後編)

残暑が続きます。昨日は、今年初のレジャープールに行ってきました。温水でもないのに、水はぬるま湯でした。 藤原進也さんの件で書き忘れていたことですが、彼もまたアジアの旅人だったということです。13年間にも及ぶ長い旅だったとのこと。小林紀晴さんの…

夏の後ろ髪:浅草は、残暑(前編)

一昨日あんなことを書いたからと言うわけではないのでしょうが、東京にまた残暑が戻ってきました。 今週の月曜日の朝、今日と同じような日差しの中、浅草を撮ってきました。相変わらず大多数は海外組で占められていました。その中に、結構本気で撮っている女…

松本(その8)

松本シリーズの最後は、色々と、色があったり無かったりです。松本まで行って撮るような写真でもなかったりしますね。 藤原新也さんの「東京漂流」を読み終わりました。この本が最初に書かれてからおよそ25年、語り下ろしを加えて新潮文庫になってから15年が…

松本(その7)

到来の遅かった今年の夏は、まだ8月の中旬だというのに、すでに過ぎ去ってしまったような様相です。熱帯夜から開放されて嬉しい反面、ジリジリとした日差しにももどって欲しいと願っています。まだ、夏の東京を満足に撮っていませんから。 松本 2006/7/31 Le…

松本(その6)

土蔵を活用した喫茶店や小料理屋などが並ぶ地区です。 松本 2006/7/31 Leica M3 + Zummicron-M 50mm/F2 Fuji PRESTO400@400

松本(その5)

今朝の東京大停電の時はいかがお過ごしでしたでしょうか? 私は危うく地下鉄に缶詰になるところでした。改札を通る寸前に警報と停電のアナウンスがありました。停電の後だったおかげで、バスへと回避できました。尤も、今日はお休みの方が多いでしょうから、…

松本(その4)

およそ一週間ぶりのご無沙汰でした。山と海に行ってきました。避暑のはずだった山は予想外に暑かったです。東京の方がむしろ涼しいほどです。 その旅の写真は来週のお楽しみにして、もうしばらくは松本の写真です。レトロな街並みはモノクロでどうぞ。 松本 …

松本(その3)

ノスタルジーの表現はモノクロの独壇場だと思っていたのですが、カラーでもいい味が出るものなんですね。目から鱗が落ちました。 松本 2006/7/31 Leica M3 + Zummicron-M 50mm/F2 Konica-Minolta Sinbi200@200

松本(その2)

モノクロで撮った松本城です。フィルムの性質によるのでしょうが、カラー写真では厚味を、モノクロ写真では繊細さを感じます。気のせいかもしれませんけれど。 今日、常用していたNECのノートPCのHDDがクラッシュしてしまいました。データだけは退避できまし…

松本(その1)

松本と言えば、松本城ですね。 今回は、カラー(ポジ)とモノクロ(ネガ)の両方を持っていきました。松本駅から市街地に出たとき、なぜだかカラーの気分になっていたので、迷わずカラーを詰めました。カラーは4月の京都以来のご無沙汰でしたが、頼りになる…

目白

ややもすれば現在の写真かと思ってしまうほどに、季節感だけは夏の目白でした。実際はまだ寒い3月の朝です。 昨日まで、また、信州へ行っていました。今回はライカで松本をたっぷりとって来ました。近いうちに掲載する予定です。 目白 2006/3/14 Leica M3 + …