2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

横十間川親水公園(その2)

カラーが続くと、モノクロが新鮮に見えてくるのは、私だけでしょうか。 十日ほど間があきましたが、横十間川親水公園の続きです。小名木川との交点に架かるクローバ橋からサンセットタワーを望みました。ここから南側が親水公園です。 横十間川親水公園 2006…

カラーで撮る必然性

2年前の写真のシリーズの続きです。 モノクロを期待されている方々には、このところカラーばかりで御免なさい。もちろんカラーにはカラーの、モノクロにはモノクロの、それぞれ長所と短所があって、TPO、というか、自分の感性の命じるままに使い分けていくの…

定番と言われつつも撮らずにはいられない

最近ハードディスクの中を整理しようと、スキャンした画像をDVD-Rに落としています。撮ったことも忘れていた写真を久々に見ると新鮮な気分になります。たいていは相変わらずな写真なのですが、中には思いがけないものもあったりします。常々感じていることで…

急募!青空

梅雨空の東京から、今日はちょっと毛色の違う写真をお届けします。 現在まで続く写真熱の再燃は、2年前に新宿カメラのきむらでメーカー放出品の「α-SweetIIL」と出会ったところから始まります。それまでの数年間は「α-303si super」と35-70mmの標準望遠レン…

Crush&Build (6): トルナーレ日本橋浜町

4年前の9月の晴れた土曜日、自転車でぶらりと走っていると、大きな区画で街並みを破壊しているところに出くわしました。携帯していたデジカメで数枚をスナップしました。でも、それっきりハードディスクの中に眠ったままになっていました。 先週、清澄から新…

西武線で何が?

先日、清澄から浜町にかけて歩いた時に、以前デジカメで撮ったことがあるのを思い出しました。その写真を探していると、こんなのが出てきましたので、Photoshopでちょっと脚色して掲載してみます。 西武池袋線は比較的事故の少ない路線ではないかと思ってい…

萬年橋

萬年橋は、小名木川と隅田川の合流点に架かる橋です。昨日もつい一句詠んでしまいましたが、ここからの清洲橋方向の眺望は最高です。劇団「ゲキフリ」や尾車部屋にお越しの際は、ぜひこの橋まで足を伸ばしていただきたいと、江東区長が言ったとか言わなかっ…

隅田川(萬年橋〜新大橋)

俳聖松尾芭蕉が奄を結んだのはこの近所らしく、「芭蕉記念館」が土手の上にありました。この辺りで大きく曲がっている隅田川の眺めは感性を刺激し、一句詠んでみようかという気にさせてくれます。 「隅田川、犬が西向きゃ尾は東」 隅田川 2006/6/20 Leica M3…

江東区東陽

たそがれ時の「木場」付近、町名は「東陽」です。このあたりは江戸時代に埋め立てられた地域だそうで、町名にも「砂」を含む土地が目立ちます。開拓の歴史は古いものの、江戸時代には木材問屋や農地が占めていたようで、今のような住宅地になったのは比較的…

横十間川親水公園(その1)

毎月20日は写真&カメラ雑誌の発売日です。かつては「〜カメラ」とか「カメラ〜」などの機材ネタや撮影術ネタ中心の雑誌を愛読していたこともありました。最近は、これらの雑誌に対する興味がすっかり失せてしまっています。今朝も、ヨドバシへフィルムの現…

上野で一服

昨夜のワールドカップでは、最強と言われていたクロアチアに対して我れらがジャパンは互角に戦い、ついに待望の勝ち点1を挙げましたね。この勢いで、次のブラジルを7回コールドくらいで撃破してほしいところです(何か違うような・・・)。ちょうどコーヒー…

南千住一丁目:新兵器で再挑戦

なぜ撮れなかったのか。気持ちが沈みます。 アラーキーが地元の三ノ輪(南千住一丁目のはす向かい)のことを谷中や根津と比べて語っているのを見つけました。 「三ノ輪のほうなんて、ちょっと殺伐としてる。はずれ、東京のはずれ、もうすぐそこが外っつう感…

南千住一丁目:なぞのオーラに圧倒される

職人町、南千住一丁目を歩きました。この街の生活の基盤は都電三ノ輪橋駅を中心として十字に伸びる商店街でしょうか。職人町だけあって、小売商店と並んで、○○屋という現にそこでモノを作っている店も目に付きます。店先に木片が組み上げられていると思った…

東京は、雨

先週末に東京は梅雨に入りました。それでも、晴れたり曇ったりの日がそこそこ続きましたが、昨日からは本格的な雨です。こんな日には、ローライコードをぶら下げて、ギャラリーめぐりなんてのがよろしいようです。 というわけで、今週は、銀座エリアの写真展…

光あるところに影がある

六本木は、私には「街」とは形容しがたい、あえて言うなら「レストランの勝手口」のような、地区なのですが、なぜああも賑わっているんでしょうね。歌舞伎町の方が、ずっと「街」としての風格があるように感じますが、いかがでしょうか。 喧騒からちょっとは…

マニアたちのオアシス:芳林公園

かつては電気街(「今も」という説もありますが・・・)、今はマニア街といえば、秋葉原。そのど真ん中に、マニアたちの憩いの場、芳林公園があります。メイドさんやら、コスプレマニアとその撮影会、不気味な男たちなど、怪しさが尽きません。でも、そんな…

上洛!(その26):センチメンタルな夜

「上洛!」の最後は、「センチメンタルな夜」で締めくくることにしましょう。 このタイトルは、もちろんアラーキーの「センチメンタルな旅」から拝借しました。この街と私の「過去の関係性」を、アラーキーと陽子さんとの「関係性」になぞらえて表現したかっ…

上洛!(その25):町家街( 五条〜三条)

先週、サッカーのワールドカップが始まりました。今夜は、いよいよ日本の登場です。オーストラリア、クロアチアに勝利した後は、グループFの1位を賭けてブラジルとの決戦ですね。 ということで、ブラジル戦の勝利を祈念して、京都の老舗イノダコーヒーで「…

上洛!(その24):堀川五条

それがなんじゃい、と言われれば、そのまんまです、としか答えようがありません。堀川五条をぐるりと囲む歩道橋を上った時に、なんとなく四方を撮ってみたくなったので・・・ いろいろな交差点で、この手の写真を撮り集めれば、何かの写真集にはなるかもしれ…

沖縄(その6):落穂拾い

Konica SII(モノクロ)で撮った写真で、最後を締めます。これら3枚の他にも、夜、三脚につけての長時間露光も試したのですが、そもそも光量が足りなかったのか、それとも、相反則不軌のためか、いずれにせよ露光不足で闇夜のカラスの写真のごとくになってし…

弘法は筆を選ぶのか

沖縄へ持っていったKonica SIIでは、フィルム1本を最後まで撮りきれなかったので、残りの枚数を東京で消費することにしました。 撮り方はもちろんライカM3といっしょです(セレンの露出計が一応着いていますが、無いのといっしょですから)。フィルムもいつ…

上洛!(その23):菌塚を訪ねる

さる筋から、「菌塚」の話を聞いたので、曼殊院までのこのこと行ってきました。そう、菌塚は曼殊院の中にあります。今回の旅で、里から最も離れたスポットになりました。流石に、その筋の方の訪問がほとんどのようでした。ご興味のある方はどうぞ。 菌塚 200…

上洛!(その22):黒谷

京都観光の穴場として2番目にお勧めが、夕焼けの黒谷(くろたに)です。 金戒光明寺(黒谷)は観光コースからはちょっとはずれているせいか、観光で訪れる人はめったにいないため、一年を通じて静寂に守られています。ここの見所は、実は、寺そのものにはあり…

上洛!(その21):北白川

「北白川」と呼ばれる地域ははかなり広い範囲に及ぶのですが、伊織町から小倉町にかけての極一部だけを取り上げてみました。 このグラウンドで汗をかく喜びを知ったはずの人間でさえ、安易な「鍋パーティー」に逃げてしまうとは・・・ 「ヒルズ族」たちの事…

麻布ヒルズ(仮名)建設予定地

satobo氏のブログに触発されて「麻布ヒルズ(仮名)」建設予定地を訪ねました。まるで使用済み住宅展示場(一部使用中)でした。これが未使用だったら、どこにでもある住宅展示場ってことなんでしょうけれど。satobo氏は広角レンズでの家屋全体の記録を撮る…

Re: こんなときどうすべき?

どちらかというと私はネコよりもイヌに親近感を覚えるのですが、最近あるネコについてのイイ話を目にしたので、今日はネコを特集してみました。 中野 2005/10/29 Leica M3 + Summicron 50mm/F2 Fuji PRESTO400@400, SPD

個人的にはどうでもいいことなんですが・・・

今年になってから看板「ヒルズ族」たちへの風当たりが強くなっているようです。六本木ヒルズは、象徴「森タワー」での回転ドア事故以来、どちらかと言えば好ましくないニュースへの登場が増えているような気もします。近所には、東京ミッドタウンが来春オー…

東京ドームシティ(2006年)

東京ドームシティの4回目です。季節も時刻もカメラもレンズも、全部違う組み合わせになりました。でも、一番違うのは写真を撮っている「私」かもしれません。 東京ドームシティ 2006/3/8 Leica M3 + Summicron-M 50mm/F2 Fuji PRESTO400@3200, SPD

上洛!(その20):散歩に打ってつけの朝

今日の東京は、「衣替え」に打ってつけの夏日になりました。 あの日の京都は、爽やかな風が吹く散歩に打ってつけの朝でした。京都をこんな軽やかな心で歩いたことがあっただろうか、と歩きながら振り返っていました。無かったハズです。どうして今朝は、こん…