2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Summicron-M 50mm/F2 (第3世代:1987年)で撮った1本目

昨日、1本目のフィルムを、やっと現像できました。先週は毎日のようにどこかへ撮りに出かけていましたが、中々現像する余裕がありませんでした。結局、標準感度で撮ったフィルムは、まとめてヨドバシカメラに現像を依頼してしまいました。増感したのものは自…

People in the Sea

「東京ディズニーシー」シリーズの最後は、例によってストリートスナップです。内田ユキオさんの過去の写真展のテーマから、次の言葉を拝借して締めくくりましょう。 「みんな幸せそうだった。そして僕も幸せだった」 Tokyo Disney Sea, 2005/2/25 Nikon D70…

American Waterfront 〜 Misterious Island

昨日の時点でネタバレだったとは思いますが、「東京ディズニーシー」へ行ってきました。4年ぶり2度目です。前回はプレビューに行きましたので、オープン後に訪れたのは初めてです。ご存知のように、ベネチア、アメリカ、アラビアなど、世界中の風光明媚な環…

Spring in Porto Paradiso

ピンポイントで晴れた今日、ちょっと足を伸ばして、港町Porto Paradisoに春を見つけに出かけました。 Porto Paradiso 2006/2/25 Nikon D70 + AF-S DX 18-70mm/F3.5-4.5

同潤会・上野下アパートメント

表参道ヒルズがオープンして2週間が過ぎました。安藤忠雄氏による「同潤会・青山アパートメント」の「再生」なのだそうです。 東京には、現在も、2箇所の「同潤会アパートメント」が健在であることは意外に知られていないようです。そのひとつが「上野下アパ…

大久保界隈

ホテルと焼肉というのが「大久保」という街に抱いていた先入観でした。実際、期待はそれほど裏切られなかったのですが、セツナサもまた感じずにはいられませんでした。 大久保 2005/10/11 Leica M3 + Summicron 50mm/F2 Fuji PRESTO400@400, SPD(1:1)

人間を撮ることについて思、想する

昨日(ホントは、さっき)は、アラーキーの『写真の旅』を読んでの感想をちょっと書きました。アラーキーは人間至上主義者で、風景なんて背景に過ぎない、刺身のツマ程度のもの、としか考えていないのですが、この本の中では「風景」を少々見直しています。…

アラーキー著『写真への旅』

30年ほど前の、アラーキー36歳の時の本です。図書館で見つけました。アラーキーの言動や文章には、下品で、かつ、猥褻なものが散りばめられていて、世間がもてはやすほどには、これまではなじめませんでした。今こうして読んでみると、中々に含蓄のある内容…

ビルのアナトミー

雨模様な上に、山手線外回りの長時間運休で、今朝は「泣きっ面に蜂」(いろはカルタ)です。 中目黒 2006/2/10 Leica M3 + Summicron 50mm/F2 Fuji PRESTO400@400, Microfine

作例:Summicron-M 50mm/F2 (第3世代:1987年)

昨夜早速モノクロでの試し撮りをしたのですが現像をしている暇がなかったので、今日はカラーネガで撮って30分仕上がりの同時プリントに出しました(掲載画像はネガスキャンです)。たまたま、手持のカラーネガフィルムがコニカミノルタのセンチュリア200しか…

6群7枚から4群6枚へ

曇り空の昼下がり、ライカにズミクロンを付けて祐天寺から西小山までスナップしました。最初は調子が良かった絞りリングですが、寒かったせいでしょうか、また、動きが悪くなってきました。気になりだすと撮影に集中できません。昨日、オーバーホールのこと…

Crush&Build (4)

また暗いニュースがありました。こういう事件には心が痛みます。 さて、先週、また迷い込んでしまった北新宿ヒルズの工事現場ですが、先月とはほとんど変わっていないように見えました。今日は、主に、周辺を写したものをご覧いただくことにします。 この日…

ランドマークタワー

この前の日曜日にランドマークタワーの展望台に上ってきました。12年ぶり2度目です。前回は夜でしたので東京タワーを遠くに見ることが出来た以外には目新しいことはありませんでしたが、今回は都市のランドスケープを楽しめました。 横浜 2006/2/12 Minolta …

EI400でもいけるかもしれない:スナップといえば渋谷28

昨日はバレンタインデーでしたので渋谷はアベックで賑わっているかと予想していましたが、いつもと変わらぬ火曜日の夜でした。 今日の写真は、先日「この一枚を撮りたくて」と題して掲載したフィルムで撮った残りですけれど、いつものと比べて粒状性も階調も…

αで撮るエーテボリ(後編)

初めて訪れる街は何もかもが新鮮です。まして、海外となると家並みひとつにさえ過剰な刺激を受けて、フィルムの消費も加速されます。 Gothenburg 2004/8/28 Minolta α-sweetII + Sigma 28-70mm/F2.8-4 Fuji Provia400@400

逃げさるイメージ:スナップといえば渋谷27

アンリ・カルティ・エブレッソンといえば「決定的瞬間」で有名ですが、フランスでの原題は「逃げさるイメージ」だそうです。含蓄あるフレーズで、様々に解釈されていますね。 さて、今日の写真は、文字通りの意味で「逃げさるイメージ」です。 渋谷 2006/2/3…

夜のスナップは浅草から

今年になってからの夜のスナップは節分の浅草から始めました(渋谷のスナップを先に公開してしまいましたが・・・)。夜のスナップはEI3200で撮るのが常でした。現像液にSPDを使う時でもEI3200まで増感するには20度以上を求められています。私の環境では、寒…

この一枚を撮りたくて:スナップといえば渋谷26

昨夜11時頃のJR渋谷駅ハチ公口前です。こういう写真が撮れると、またストリートに出る意欲が湧いてきます。 最近いささかスランプ気味でしたが、昨日は、昼も夜も、ストリートスナップ日和だったお陰で、なんとなくまた調子が戻ってきたような気がしています…

優しい写真:スナップといえば渋谷25

写真関係の本は区立図書館で借りることが多々あります。ライカ本も大概は図書館で借りて読みました。私がライカに目覚めた時には、すでにライカブームは過ぎ去り、新刊書で見るのは田中長徳さんの本など極一部でしたから。内田ユキオさんの本も3冊中2冊はす…

Crush&Build (3)

北新宿「ヒルズ」の工事現場です。2回目に訪れた1月19日の写真をやっと掲載します。私にはいさささか重いテーマなんで、延び延びになってしまいました。 10月に迷い込んだ際に雨宿りをした「地蔵堂」を再発見したとき、映画「猿の惑星」を思い出してしまいま…

新宿・歌舞伎町の朝

今日は、いや、今日も、天気予報ははずれ、予報以上に暖かい一日になりそうです(昨日の予報が一日ずれたような印象です)。新宿歌舞伎町を撮りに行った朝も、今朝のような良い天気でした。ホントは夜を撮りたいのだけれど、夜は怖いから、まず、朝から、と…

信念の人々:スナップといえば渋谷24

節分の夜の渋谷・ハチ公前、突如、赤い集団が現れ、待ち合わせの人々と記念写真を撮ったかと思うとセンター街へと去っていきました。おなじみ渋谷の夜の世直し隊こと「ガーディアン・エンジェルス(NPO)」です。今まで私が出会ったのは彼らの活動中だけでした…

スナップといえば渋谷23

昼の渋谷のスナップの続きです。相変わらずな写真ばかり並んでいますが、この手の写真はこういうものかもしれないとも考えています。事件や突飛なものを求めているわけではありませんから。「他人様(ひとさま)」の日常生活を切り撮らせていただいているわ…

スナップといえば渋谷22

大阪の「バナナホール」が閉店の危機にあるそうです。何年も前になりますが、ミュージシャンの追っかけをしている友人に連れられて行ったことがありました。開場前に長い行列を作って並んだのを思い出しました。今は昔、ですね。 一週間前に久々に昼の渋谷を…

「広大な無意識の領域」を撮る

田中長徳氏が近著「ツァイス紀行」(エイ文庫)で、マンハッタンのスナップをする際の焦点距離について論じています。昔は35mmレンズ、今はもっと広角でなければならない。25mmか21mmか、それが問題だ、と。なぜなら、「広大な無意識の領域」にまで街が拡大…

高輪(後編)

最近また内田ユキオさんの本を読みかえしました。久しぶりに見る写真は思いのほか黒く感じました。でも、それが写真の叙情性を引き立てているようでした。さすがに黒と影の使い方が冴えています。逆光によるシルエットが美しかったです。 そんなこともあって…

高輪(前編)

アベノン21mmで街を撮るシリーズの今回は、高輪です。 私は高輪には全然縁が無くて、高輪プリンスホテルがあるところ、程度のイメージしかありませんでした。忠臣蔵で有名な泉岳寺もここにあるんですね。残念ながら帰ってきてから知りましたので、行っていま…

雨の銀座

今日は一日中雨です。雨の日というのは、仕事か何かでもなければ外に出るのも、うっとうしいのですが、たまに雨の街を撮りたくなることがあります。今日の写真はそんな夜に撮りました。およそ1年前のことですが、雨の夜の銀座を無性に撮りたくなって、雨の中…