今朝、早速、鈴木信彦さんの写真展に行ってきた。マンションの一室の玄関から奥へ続く狭い廊下の両側に展示されていた。予想を裏切らず、かなり激しい写真が並んでいた。同じ場所に「幸せな人々」もいたに違いないのに、あえて「不機嫌な人々」ばかりを拾い上げているような印象も受けた。街の雰囲気は確かに「不機嫌」であふれているのだけど。
同人誌のような写真集が4冊置かれていたが、掲載されている写真のどれからも深い闇が感じられた。昔よく観に行ったアングラ系の劇団の舞台を思い出した。
来月は鈴木信彦さん自身の選による展示に変わるそうなので、それもまた興味深い。
渋谷 2004/11/4
Minolta α-7 + AF 50mm/F1.7
Kodak T-MAX3200@3200, TMAX(1:4)
