へクトールL135mm/F4.5の描写:新宿編

新宿

買ったレンズはいつもすぐにその場で試し撮りすることにしています。ただ、現状のM3には、90/50用のLMリングしかついていません。マニュアルでファインダーにフレームを出すのは億劫だったので、新宿のヨドバシカメラで135/35用のリングを買ってからにしました。135mmのフレームを意識すると、ホント空中にフレームが浮かんでいるような感覚になったり、空間を切り取るという表現に納得したりしました。へクトール135mmはズミクロン50mmよりも重いはずなのに、レンズの鏡胴をちゃんと握って撮るためか、むしろ軽く感じるほどでした。ピントが合わせにくいという批判については、むしろ合わせやすいかもしれないと答えたいです。レンジファインダーフィールドが、135mmフレームの大部分をカバーするので、一眼レフでのピント合わせの感覚で撮れるような気がしました。あとは写りがよれば完璧です。
1本目のフィルムはあいにくのT-MAX3200になってしまいました。ライカレンズを味わうには粗すぎる粒子ですが、135mm望遠レンズとしては満足です。2800円は安い買い物でした。


新宿 2005/10/29
Leica M3 + Hektor 135mm/F4.5
Kodak T-MAX3200@3200, SPD