ミナミの夜(後編)

通天閣

ミナミの夜の最後は、私が最もディープに感じる街、新世界から飛田、恵美須(戎)にかけてのエリアです。もちろん日雇いの方々も闊歩されていたのですが、私の被写体ではありません。飛田新地に行けば、「やりてばばあ」やら妖艶な「かわいこちゃん」が手招きしますが、これまた私の被写体ではありません。結果として、「誰も写っていないんです」(中野正貴氏「TOKYO NOBODY」)ってところでしょうか(ちょっとは人が写っていますが・・・)。


通天閣 2005/11/13
Leica M3 + Summicron 50mm/F2
Fuji PRESTO400@3200, SPD