先日のニコンに続いて、今日はコニカミノルタから衝撃的な発表がありました。カメラ業界は大きな変革の時を迎えたようです。フジとコダックからフィルムと現像関係の試薬の供給が続く間に沢山の写真を撮るしかありません。
昨年の秋、たまたま北新宿を通った時に、荒廃した風景に出会いました。誰かが、「東京真空地帯」と名づけていました。どうやら北新宿を西新宿のような巨大なビルで埋めようとする計画らしいです。壊している真っ最中に通りかかったのでした。それは私には衝撃的でした。建物を壊してサラ地にすること自体は都市でよく見かける何でもない光景なんですが、巨大な繁華街のすぐ隣で広大な廃墟が広がろうとしているのにゾッとしました。普通なら湾岸地域や大きな川の土手、そして、空港の周りでしか出会わないはずのモノなのに、繁華街と住宅街の間で出会ってしまうことに恐怖を覚えたのです。
小雨にもかかわらず、ライカで何枚も撮りました。
北新宿 2005/10/29
Leica M3 + Summicron 50mm/F2
Fuji PRESTO400@400, Microfine
