愛こそすべて

六本木ヒルズ

久しぶりにモノクロ現像をラボに依頼しました。コニカパンをミクロファインで現像する際の時間が分からなかったことと、標準の現像によって自分の体感露出の確認をしておきたかったことが、その理由です。体感露出は期待通りで安心しました。ただ、フィルムの汚れとキズにはオカンムリです。指紋がコマの真ん中についているのもありました。汚れや指紋は水で落としましたが、写っているコマの真ん中を指でつまむというのはいかがなものかと。私も手袋はしない方ですが、どれも大切なひとコマですから、汚れないように細心の注意を払っています。コマの真ん中をつまむなんて言語道断です。ネガへの、そして、被写体への思い入れと愛情の差なんでしょうか。自家現像の楽しさと喜びもまたそこにあるのでしょうね。
写真は六本木ヒルズです。事件の渦中にあるうちに一度は撮っておこうと、先週、のこのこと出かけてきました。その無機的すぎる空間には永遠になじめそうにありませんが、ファッションセンスの冴えた女性の多さに惹かれて、また出かけてしまうかもしれません。


六本木 2006/1/26
Leica M3 + Avenon 21mm/F2.8
Konica-Minolta Konicapan100@100, Yodobashi