鬼海弘雄さんの「ぺるそな」

飯田橋

AERA」の特集で初めてお名前を知りました。それより数ヶ月前に書店で写真集「ぺるそな」が平積みされていたのを思い出しました。存在感がありすぎで、不気味でさえある人物が表紙になっていました
今週末まで銀座ニコンサロンで鬼海さんの写真展が開かれているというので、今日行ってきました。鬼海さんご本人が入り口に座っていらっしゃいました。「AERA」での格好と、おそらく服まで、いっしょだったのですぐにわかりました。どの被写体も、言うまでもなく強烈な臭いを発していて、私にとっては浅草よりも新世界のイメージでした。一番新しい写真が2003年なのでお尋ねしたら、最近ではもう撮りには行っていないとのことでした。人間の変わらぬ本質を見極めたということでしょうか。
明日から私は久々の大阪です。新世界にはこの前行ったので、天六をぶらついてこようかと考えています。今回の目的はもちろん例の写真展です。


飯田橋 2005/9/13
Leica M3 + Summicron 50mm/F2
Fuji PRESTO400@400, Microfine