沖縄へ持っていったKonica SIIでは、フィルム1本を最後まで撮りきれなかったので、残りの枚数を東京で消費することにしました。
撮り方はもちろんライカM3といっしょです（セレンの露出計が一応着いていますが、無いのといっしょですから）。フィルムもいつものプレストです。違うのはボディーとレンズだけ（まあ、これが肝心なハズですが）。
仕上がった写真は・・・ ライカM3にズミクロンを付けて撮った写真との違いが分かりません。
市場価格3000円程度のカメラで、その50倍以上の価格のカメラ（レンズ込）と同じ写真が撮れるのならば、わざわざ高いカメラで撮る必然性なんかありません。ライカで撮るというのは、セイコーではなくロレックスを選ぶことと似ていて、ただの成金趣味なのでしょうか？
それでも私はやっぱりライカM3とズミクロンを選びます。操作性が断然いいのです。Konica SIIの巻き上げレバーは死ぬほど重く、ファインダーは見にくく、しかも、ピントを合わせにくいのです。また、ヘキサノンは比較的良いレンズだとは思いますが、悪条件でも良く写るズミクロン（第三世代）にはかないません。カメラを意識せず、撮影に専念できるのはライカM3だから、と言えるでしょう。ここのところがロレックスとは違います。
写真を撮る人も、カメラを愛でるだけの人も、結局は、ライカを選ぶのです。
竹橋 2006/6/5
Konica SII (HEXANON 48mm/F2)
Fuji PRESTO400@400
いつの間にか、ライカ賛美になってしまった・・・
