東京いろ色(その17):円山町という色(えろ)

先週の土曜日まで東銀座の創画廊で「エロリスツXXX2」と題したHARUKI氏らの写真展が開催されていた。「2」であるから、「1」もあったのだが、生憎見逃していた。脂ぎった世代かつ風貌の写真家たちのことだから、さぞかし「エロ」満載なのかと期待して行ったのだが、巨匠アラーキーの「エロ」には遠く及ばず、いささか大人しすぎてがっかりだった。画廊の狭さ故のスケールダウンのため、と好意的に解釈することにしましょうか。
帰りがけに立ち寄ったGALERIE SHO CONTEMPORARY ARTの展示作品のひとつにHelmut Newtonのオリジナルプリントがあったのだが、そっちの方がもっと「エロ」だった。ただし、「グロ」なしの「エロ」だけど。
「エロ」と「グロ」といえば、円山町。まあ、朝の外面は、爽やかなものですけれどね。

円山町 2006/10/17
Rolleicord Vb (Xenar 75mm/F3.5)
Fuji PRO800@800