2008年秋めぐり(1):フェニックスの赤

日大アメリカンフットボール場

下高井戸日大通りは紅葉の見ごろだった。「紅葉」といっても「もみじ」ではなく、桜が中心。日大櫻丘高校、櫻上水団地など、桜を名前にもつ施設が多いことのゆえんだ。春には花びらが、夏には青葉が、秋には紅葉が、そして、(強いて言えば)冬は枝ぶりが、と、桜は一年中を通じて我々の目を楽しませてくれる。
11月23日は、この地に本拠を置く「日大フェニックス」が、1部Aブロックを制し、クラッシュボウル出場を決めた日でもあった。篠竹監督時代は敵役に徹していた感のある常勝チームだったが、ここ10年あまりは低迷していた。一時は部の解体まで噂さされながらも、「フェニックス」の名の通りに復活を遂げたのは昨年のことだ。今年のシーズンも、その復活がホンモノであることを、まざまざと見せ付ける戦いぶりでここまで来た。そして、あとひとつ。
来月の”青と赤”の甲子園ボウルを期待しつつ、日大グラウンドをあとにした。



櫻上水 2008/11/15
RICOH GX200
(Photoshopでフェニックスの赤を強調)