ボトルやナットーではなく、フタになれ

すでに桜散る千鳥ケ淵で、今日、東大の入学式があり、学長先生から気張ったメッセージが新入生に贈られたらしい。長々しいので要約すれば、
「正直で思いやりのある心、正しい生活の習慣と態度、自ら育とうとする力、社会性の基礎作り」(学習院幼稚園
ということだろうか。
りっぱな大人にならんことを願う。



南砂町 2009/4/12
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■「タフさを」東大入学式で浜田・新学長、南部さんも祝辞
(読売新聞 - 04月13日 11:38)
東京大の入学式が13日、東京・九段の日本武道館で開かれ、今月1日に就任した浜田純一学長が式辞の中で、「タフな東大生として成長してほしい」と新入生にメッセージを贈った。
 浜田学長は3154人の新入生を前に、世界規模の景気悪化について「不安定な状況がいつまで続くのか誰も明確な答えを持っていない」との認識を示した上で、「100年先の指針を示し、道筋を提示していくこと」が大学の役割だとし、なかでも東大は「これからの世界を担う知の拠点としての役割を果たしていかねばならない」と述べた。
 東大生に求めるタフさについて「知識を伝え、受け取ることができる力、互いに論じ合うことができる力」と説明。「基盤にあるのは人格そのもの。学生生活の中での出会いを通じて、才もあり徳もある人間として成長してほしい」と述べた。
 式典では、東大卒業生で昨年ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(88)からも祝辞が寄せられ、「人はボルトやナットのような規格品ではつまらない。自分は他人と違うことを自負し、互いにそれを評価しなければならない」と激励した。