横十間川親水公園(その1)

KuritaKeiichi2006-06-20

毎月20日は写真&カメラ雑誌の発売日です。かつては「〜カメラ」とか「カメラ〜」などの機材ネタや撮影術ネタ中心の雑誌を愛読していたこともありました。最近は、これらの雑誌に対する興味がすっかり失せてしまっています。今朝も、ヨドバシへフィルムの現像を出しに行った時に、平積みのこれらの雑誌を見てはじめて発売日に気づいたほどです。ライカM3とローライコードVbに出会ってからは、他のカメラに目が行かなくなっています。「レンズ沼」とも無縁と言ってもよいでしょう。ズミクロン50mm/F2さえあれば、50mmは十分です。ズミルックスやらノクチルックスやらを追い求めている方々の気持ちが分かりません。「写るんです」が意外にいい感じだったので、たまに使うことがあるかもしれませんが、カメラマニアな方々とは方向性が違っているようです。


さて、最近私は錦糸町から江東区にかけて頻繁に撮影に出かけています。この地域は、堀と呼ぶほうがふさわしい川が縦横に走っていて、工場地帯にもかかわらず、結構よい雰囲気を持っています。アラーキーが「平坦なところは優しさがない」と語っていましたが、たとえ平坦でも水のあるところには情緒があるようです。内田ユキオさんの「水の記憶に誘われて」じゃないですけれど、海に祖先を持つ我々生物にとって水は特別なモノなのかもしれません。

「フォトコンライフ」をめくっていたら、「暮らしの達人」田沼武能さんが、ここ横十間川親水公園でスナップをされていました。ご同慶の至りといったところです。


横十間川親水公園 2006/6/17
Leica M3 + Zummicron-M 50mm/F2
Fuji PRESTO400@400