沖縄(その3)

KuritaKeiichi2006-05-12

今日から横木安良夫氏のmini写真展「DaydreamBeliever」が渋谷パルコPART1で始まりました。ちゃんとした写真展は東京のも京都のもニアミスで行かずじまいだったので、今回こそはと初日の10時過ぎには着いていました。会場の規模も写真のサイズも確かにミニでしたが、モニター上で見たことのあるアノ写真を現実のモノとして見るのは、また違いました。横木氏に言わせれば、「見るだけではだめ! 買え!」ということになるのでしょうが、財布の紐がほどけず断念しました。横木さん、ゴメンナサイ。


今週月曜日にアラーキーの新刊「幸福写真」(ポプラ社)が出ました。以前にも老人を特集した写真集で、従来とは異なる作風を見せてくれましたが、これなんかも通常のアラーキーの写真からは思いもよらないような作風です。でも、私はこういうのも好きです。
最近、アラーキーの「天才になる!」(講談社現代新書)を読みました。アラーキーの熱い人間性を感じたら、アラーキーの愛した陽子さんの写真を、できれば「センチメンタルな旅」を見たくなりました。でも、ちょっと無理だったので、「陽子」(平凡社)を買いました。陽子さんが年をとるにつれイイ女になっていくのがわかります。幸せそうな表情のアラーキーまで写っていました。幸福って、そういうこと。
昨夜、つい「PEACE」(アップリンク)を買ってしまいました。言わずと知れた、ハービー山口さんの写真集です。いまひとつインパクトに欠けるなあ、と今まで躊躇していたのですが、隣に詰まれていた「幸福写真」へ向かった手が、戻ってきたら「PEACE」を掴んでいたのでした。UFOキャッチャーではよくあることですが・・・


●写真は見るのではない、「あからさまに所有する」のだ。(横木安良夫


かりゆしビーチ 2006/5/3
Minolta α-SweetII + Tamuron 185D
Fuji Super400@400