IIIaで1/500と1/1000に問題があったことから、高速シャッターがちゃんと働いているかどうかテストした。
例によって、青空(少々雲があったが)を、Summicron L 50mm/F2で、EV=14の条件で、シャッターと絞りを段階的に変更して撮影した。フィルムはフジのSensiaII(ISO100)。「ヨドバシカメラ」で当日現像仕上げ。
結果は、極めて良好だった。露光ムラは私的には全くなしであり、また、各コマの濃度もほとんど均一になっていた。1/500も1/1000もちゃんと働いているということが確認できてほっとした。使いこまれていた個体だったから、メンテもちゃんとやっていたのだろうと思う。良い買い物だった。
昨日、webを見ていたら、M3の2回巻き上げの機種では、1/1000が出ないと思った方か良いという記述があったり、高速シャッターでの露光ムラについては横走りフォーカルプレーンシャッターの構造的限界であるというシイベルの説明文があったりと、少々不安だったのだが、この個体は大丈夫だったんでなによりだ。
それにしても、IIIaはいつ退院になるんだろうか。
シャッターチェックのついでに、Summaron L 35mm/F3.5のフードのケラレのチェックもやっておいた。絞りと被写体の距離に依存するんだろうが、無限遠でさえ、フィルターをはずしておいてさえ、f5.6-11では、ケラレる。もうこのフードはSummaronにはつけないことにしよう。Industar-22&50専用にするか。
露光ムラについては、先日のZorki-1&4kのシャッターチェックでも、1/500と1/1000でwebの記事のような帯が同じく左側に出ていた。でも、逆に露出過多になっていた。よくはわからないけど、同じような原因なんだろうな。