Olympus PEN FT + F-Zuiko 38mm/F1.8

コーヒーとチーズケーキ

 最近、写真家の蜂谷秀人さんの「僕とカメラの旅物語」を読んでいる。ライカをはじめとするいろんなクラカメとのエピソードをまとめたものだ。今朝読んだのは、オリンパスのPENで料理を撮る話だった。PENはハーフサイズのコンパクトレンジファインダーとして知っていたが、一眼レフのタイプがあるとは知らなかった。Fシリーズという、その一眼レフはとっても魅力的。早速、webで調べると、F、FT、FVと続く、レンズ交換式のタイプだということが分かった。2〜3万円も出せば、B程度のものは手に入ることが分かった。欲しくなった。
 露出計がついているのはFTで、1回巻き上げなのはFT以降とのことだった。露出計はどうでもいいけれど、2回巻き上げよりは1回巻き上げの方が壊れにくそうだから、FTかFVを候補に、「カメラのきむら」日本橋店へ行った。29400円のFTが38mm標準レンズ付きで売っていた。ファインダーは曇っていて暗かったり、レンズは周辺部にカビがついていたりと、あまりよい状態ではなかったが、値段との関係を考えると妥当な線か。すでに買っていた。
 ハーフの38mmは35mmサイズ換算で55mmなので、ちょうど標準レンズになる。また、普通に構えると縦位置になる。縦位置好きにとっては格好のカメラといえよう。