Paris 2007 (No.6) エッフェル塔

イカM3とズミクロンの組み合わせには、描写も操作性も著しく劣るのですが、気楽に扱え、盗られたって惜しくないという点では、コニカSIIは捨てがたいカメラです。カメラよりも撮影したフィルムの方が大切というのは、皮肉にも、本来写真を撮る基本姿勢に通じております。
そんな大切な撮影済みフィルムですが、このカメラでサクレクール寺院の周辺をスナップした時に、大失敗をしてしまいました。巻き戻しの際に引きちぎってしまって巻き戻されていなかったのを知らずに裏蓋を開けて感光させてしまったのです。急いで蓋を閉めたのですが、だめでしょうね。そのフィルムはまだカメラの中ですが、近いうちに久々の自家現像をやるつもりです。悔やんでも悔やみきれないのですけれど、1枚でも救われたらと祈っています。
でも、このトラブルは一度目じゃないんですよね。もう使うのをやめようかな。



La tour Eiffel 2007/3/29
Konica SII (HEXANON 48mm/F2)
Fuji PRESTO400@400