引き続き、癒し系で行ってみましょう。
人情の街・人形町です。タイトルはアラーキーのマネをして親父ギャグってみました。
アラーキーというと最近文庫本が出ました。「すべての女は美しい」(大和書房)です。5年前に出た単行本の文庫化なのですが、単行本は立ち読みの流し読みで済ませてしまったので、文庫本は買ってみました。
文庫本だと電車の中で読んだりしますが、この本にはアラーキーらしいエロ写真が散りばめられているので、隣で携帯をいじくる女性には気を使います。挟まっていた愛読書カードで次のページの写真を隠してから、ページをめくったりして、バカみたいです。近頃は、環境型セクハラというのもありますからね。しかし、書いてあることは、男に向かってというより、女に向かって語っているような内容なので、私の取り越し苦労なんですけれど。エロ写真さえ挟まってなければ・・・
要するに、どんな女も、いい女の素質を、たとえほんのわずかでも、必ず持っているのだから、素質を活かしていい女になれよ、ってところでしょうか。カメラマンとしては、そういうところを撮ってやらなあかん、ということなんですね。で、誰でも持っているいい女の素質は、官能の中にあったりするから、エロで行きましょうと、いうのがアラーキーの落としどころなんです。
いやぁ〜、アラーキーっていいですね〜
人形町 2006/6/23
Leica M3 + Zummicron-M 50mm/F2
Fuji PRESTO400@400
